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2013年04月02日

途中出場する捕手の難しさ

3月31日(日)東京ドーム
巨人3−2広島

開幕1軍のメンバーを見て違和感を感じたことを思い出しました。倉が外れている-----。

この試合、延長11回表にエルドレッドの勝ち越し弾が飛び出しましたが、その裏に連打を浴びて一気にサヨナラ負け。もちろん打たれた横山の投球が優れなかったのは確かですが、どこかバッテリー自体が落ち着けていないような印象を受けました。

マスクをかぶっていたのは白濱。石原に代打が出されたことにより延長から出場していましたが、今村と組んだ10回裏も少し理解に苦しむ配球をするなど、試合に入り込めていなかったように思います。

捕手という特殊なポジションは試合途中から守るのが難しいもの。試合開始からの流れ、リズム、配球や打者の反応など、蓄積された情報が少ないまま終盤の大事な場面で判断を下さねばなりません。「抑え捕手」などという存在を起用するチームが稀にありますが、そのときは決まって経験豊富なベテラン捕手がその座に着きます。

ただでさえ白濱は1軍経験の少ない選手。そんな捕手を延長戦という緊迫した状況で起用するのには大きなリスクが伴います。もちろん首脳陣もある程度は理解しているのでしょうが、石原に代打を出したのは一死一塁という場面であり、決して必要不可欠な策ではなかったように思います。

これが倉を含めた捕手3人制を敷いているならまだわかりますが、現在は石原と白濱の2人。得点圏に走者もいないような場面で簡単に捕手を安易に代えるのは、故障の可能性などを考えても、後先考えていないような采配だと言わざるを得ません。

開幕1軍を外れた倉ですが、彼もアラフォーとなり、打撃や肩の面では衰えを感じるようになってきたかもしれません。ただそれでも、捕手としての能力はカープでも1、2を争う存在であることは変わらないでしょう。去年マエケンのノーヒットノーランを導いたのも倉です。

次世代の捕手を育てることも球団をしての課題ではありますが、まだまだ1軍にはベテラン捕手の力が必要な気がします。
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2013年03月30日

開幕から強いる負担

3月29日(金)東京ドーム
巨人4−3広島

開幕戦は2度のリードを奪いながらも敗戦。残塁も多くを数えましたが、守りきれなかった印象の方が強いでしょうか。

1点勝ち越した直後の7回裏。二死二三塁から先発バリントンに代わった今村が打たれて逆転を喫しました。

バリントンの球数は76球。6回までは巨人打線をソロ2本の2安打のみに抑えており、7回も走者をためたものの、極端に悪くなった印象はありませんでした。なにより無死一二塁から二人の打者をしっかり打ち取っていただけに、あと一人も任せたい流れでした。

しかし、ベンチは今村へのスイッチを決断。まず、今村自身がこの回で投げることをどれだけ想定していたかどうか。準備はしていたとしても、バリントンが二死まで漕ぎ付けた時点で、気持ちが緩んでしまったのではないか。

脇谷と次の打者(代打)で慎重に1アウトを取るべき場面で、ワンストライクからの2球目にも簡単にストライクを取りに行ってしまったのは、集中力が欠けてしまったからかもしれません。

そして、仮に今村が抑えて勝利していたとしても、開幕戦から回を跨いで中継ぎエースを起用するのはいかがなものかと。今季144試合のブルペンを支えてもらうのはもちろんのこと、
球団の将来をも担う投手なわけですから、本人が投げたがりな性格だとしても、もう少し首脳陣がセーブさせるべきではないでしょうか。なにより今季はWBCにも参加していたのですから。
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2011年07月28日

まだ「持っている」投手

ヤクルト5−6広島
6回裏、逆転の満塁弾を浴びた福井でしたが、
直後に栗原が3ランを放って再逆転しました。

久しぶりに重要な勝負どころでの一発が出ましたね。
伏線は、直前に直球を思いっきり空振りしたことではないでしょうか。
相手バッテリーが狙われてると警戒し、
その後に変化球を選択したところ甘くなった、と。

それにしても、満塁弾を浴びながら負け投手にならなかった福井。
本来、満塁弾を許せば流れは一気に相手に傾き、
それを覆すのは簡単なことではありません。

今季序盤、失点してマウンドを降りても味方打線が逆転してくれて負けがつかず、
「持っている」と言われていた福井ですが、
6敗を喫した後でも、まだ「持っている」ようです。
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2011年07月27日

休ませるべき投手と使うべき野手

ヤクルト3−2広島
ヤクルト先発七条を打ち崩せず、
その後の継投にも抑えこまれて1点が届かず敗戦。
ルーキーが相手とはいえ、社会人出身で1ヶ月で2勝を挙げている投手ですし、
中継ぎ陣も安定感があり、逆転は簡単ではなかったでしょう。

ただ、選手起用については少し疑問を感じるものがありました。
まず、投手では負けている場面での今村の起用。
1点差ということもあり、勝負を諦めない姿勢を示すのはわかりますが、
昨日は2イニング投げている投手です。
いくら若いとはいえ、これで明日は使いにくくなってしまいました。

また、野手では赤松がベンチスタート。
昨日4安打の活躍で乗っている選手にも関わらず、
スタメンから外しているのは勿体無いような気がします。
相手投手の左右によってスタメンを使い分けるのはわかりますが、、
勢いというものも加味しなければ。
どれだけ活躍しても外されるようでは、選手のモチベーションも上がりにくいでしょう。

結果論ですが、途中出場して9回表の先頭打者として打席に立った赤松は、
ヤクルト守護神のイムから安打を放ちました。
右投手、しかもサイドハンドの投手から結果を出したことには、やはり勢いを感じます。
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2011年07月26日

勝負を分けた休養の有無

ヤクルト3−6広島
ヤクルトにミスが続出して、勝利が転がり込んだ形です。
相手は球宴にカープの倍となる8人を送り出し、
期間中に主力が十分な休養を取ることができませんでした。
その影響があったかもしれません。

一方、カープでは赤松が4打数4安打の大活躍。
球宴休みどころか、前半戦は故障でリハビリ期間が長かったこともあって、
エネルギーが有り余っているような印象です。

今日に関しては両チームの戦力云々より、
体力、集中力の差が表れたでしょうか。
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2011年07月24日

オールスターゲーム2011

富山アルペンスタジアムで行われたフレッシュオールスター、
そして、ナゴヤドーム、QVCマリン、Kスタ宮城で行われたマツダオールスターゲーム、
計4戦のカープの選手の様子などを。

7月21日(木)●ウ選抜 0−10 イ選抜○ 最優秀選手賞:荒木貴裕(ヤクルト)

カープからは、福井、中田、堂林、庄司が出場。

福井は1イニングを2奪三振の3人で抑え、優秀選手賞を受賞。
1軍の試合よりも直球がコントロールされていた印象です。
チームの勝利を気にすることもなく、
2軍選手が中心のフレッシュオールスターでは、
重圧なく投げられていたのが良かったのでしょうか。

また中田の投球を久しぶりに見ましたが、聞いていた通り投球フォームが変わっていました。
涌井の目指したフォームで、上げた足を一度下ろしてから前に踏み出すフォーム。
球速こそ落ちていましたが、体の開きが抑えられている感じで
変化球もいい高さにコントロールされていました。
本人もそれなりの手応えを感じているようなので、完成度を高めていってほしいですね。
ただ、その肝心の涌井自身が今季不調なのがなんともいえませんが。


7月22日(金)○全セ 9−4 全パ● 最優秀選手賞:畠山和洋(ヤクルト)

栗原が途中出場で1打数無安打。石原も途中から守備のみの出場。
サファテはセリーグの9人継投リレーの一員として登板。
1安打1四球を許しましたが、2三振も奪って1イニング無失点。


7月23日(土)○全パ 4−3 全セ● 最優秀選手賞:中村剛也(埼玉西武)

途中出場の栗原のみで1打数無安打。


7月24日(日)○全パ 5−0 全セ● 最優秀選手賞:稲葉篤紀(日本ハム)

東日本大震災が起こったことで、第3戦が宮城で行われることになった今年の球宴。
山形出身の栗原、東北福祉大出身の石原がスタメン出場。
それぞれ1安打ずつ放ちました。
バリントンは3番手として2イニングを投げて1失点。
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2011年07月20日

援護なしが幸いか

広島3−1阪神
先発マエケンが8回1失点。
援護がない状況でも辛抱強く投げ、
交代直後に逆転したことで勝利投手に。

今季は味方打線が点を取った後に失点することが多いマエケンにとって、
終盤まで援護かなかったことが逆に幸いしたのかもしれません。

前田智徳が決勝点を挙げ、
継投でも、直接サファテにつなぐこともでき、
理想的な試合展開だったといえるのではないでしょうか。

とはいえ、これが最後まで得点できずに敗れたならば、
理想的どころか消化不良の凡戦となってしまうのですが。
posted by コービー at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月18日

競争が続く左の外野手

広島0−5阪神
先発福井は3回5失点で降板となりました。
初回、簡単に二死を取りながら、3番鳥谷に四球。
その後安打を浴び、続くブラゼルには2球でツーストライクを追い込みながら、
フォークが甘くなってしまい2失点。
非常に勿体無いというか、詰めの甘い投球をしてしまい、
なかなかリズムに乗れなかった印象です。
打線も苦手スタンリッジに決定打が出ず、完封負け。

この日は試合前に注目すべきことがありました。
岩本が1軍登録を抹消。
一見、よくある公示のようにも思えますが、これは大きな出来事です。

昨季ブレイクの兆しを見せ、今季は結果を残せずとも、
開幕から根気強く起用されてきた岩本が抹消されたということは、
1軍で育てることを首脳陣が断念したということに他なりません。

また、同時に松山が岩本との競争に勝ったということも意味します。
ポジションも打者としてのタイプも重なっている両者は、
満足できる成績を残しているならともかく、そうでないなら1軍に2人も必要なく、
交流戦の時期から続いていた競争にひとまずの決着がついたことになります。

岩本は地元出身、しかもオールドファンには思い入れの強い古豪広島商出身。
大学日本代表でも4番を打ち、愛されるキャラクターの持ち主でもある。
そんな選手にチームが英才教育を施そうとするのは仕方のないことでした。

それでもやはり、プロは結果がすべて。
松山の成績も決して良いとは言えませんが、
少なくとも首脳陣は今1軍に必要なのは松山であると判断したのでしょう。
しかし、岩本の代わりに登録されたのは嶋。
これまたタイプの似た選手で、しかも実績十分です。

さらに左の外野手では天谷、中東がおり、
右でも赤松、広瀬が球宴後には戻ってくることが予想されます。
松山に気を緩める時間はありません。
posted by コービー at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月17日

前半戦ベストゲームの一つ

中日0−5広島
一時は先発失格で2軍にも落ちていた篠田が、
二死満塁、無死満塁のピンチを背負いながらも5回無失点で勝利投手。

打っては初回に先制、3回に追加と順当に得点し、
試合が膠着しかけた6回には、代打前田に代打井生という大勝負。
前田に代打を送るというのは、おそらくカープ史上初めてのことですが、
この賭けに井生が応えてタイムリー二塁打を放ちました。

さらに落胆する相手に赤松がスクイズで追撃。
狙ったツーランスクイズこそ、二塁走者がアウトになったものの、
試合の流れは完全にカープに傾きました。

2番手今村は2イニングで4奪三振と圧巻の投球で、
中日打線に反撃の兆しさえ許さず。
終わってみれば一方的ともいえる展開での完勝でした。

これでナゴヤドームで3連勝。
前半戦は残り3試合となりましたが、後半に期待を持たせる戦いができています。
初回の得点は相手先発の乱調に助けられた面もあり、
こちらにもバントミスや走塁ミスがありましたが、
それを含めても前半戦最高のゲームの一つではないでしょうか。
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2011年07月16日

増してきたブルペンでの存在感

中日2−4広島
序盤に2点を先制されましたが、
丸、松山、松本といった若い力で中盤に逆転しました。
中日先発岩田とはウエスタンで何度も戦っていたでしょうから、
1軍の舞台とはいえ、彼らにとって臆する相手ではなかったのでしょう。

とはいえ、ジリジリと追い上げられて最後にサヨナラ負けするようなシーンを、
ナゴヤドームでは過去に何度も見てきました。
カープ先発ソリアーノは長い回を投げるスタミナも経験もなく、
終盤、2点リードをいかに逃げ切るかが焦点となりました。

指揮官はソリアーノを6回を投げきったところで交代させ、
7回は豊田、8回は岸本を投入しました。
今までの傾向ならば、今村や青木で継投していた場面ですが、
9連戦ということで中継ぎの登板を分散させようとの意図でしょうか。

結果的には無失点でサファテまでつなぐことができました。
豊田ほどの経験の持ち主ならば、勝ち試合を任されることも慣れているとしても、
岸本は任されることも少なく、重圧を感じていたでしょう。
しかし、1番から始まる好打順を3人でピシャリ。とても頼もしく映りました。

今季の岸本は18試合を投げて防御率も1点台と安定しています。
統一球導入によって、芯に当たらなければ痛打されないという安心感もあるのか、
自慢の速球を堂々とストライクゾーンに投げることができており、
去年までのように極端にカウントに苦しむとことが少なくなっています。
連投も辞さないタフな投手であり、投手陣が苦しくなる夏場も、
ブルペンの中心としてフル回転してくれることを期待したくなります。
posted by コービー at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする