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2010年03月05日

オープン戦情報2010(2)

3月2日(火)
中日0−3広島
苦手中日を相手に、しかも敵地名古屋ドームで、
相手打線を1安打に抑える完封勝ち。
ほぼ主力が並んでいたことを考えれば、
オープン戦とはいえ、価値ある勝ちかもしれません。

先発して3イニングを無失点で抑えたマエケンも殊勲なのですが、
注目は、2番手で2イニングをパーフェクトに抑えたアルバラード改めジオ。
中日打線は右打者が多いので、この変則右腕は竜キラーになってくれるかもしれません。

また打線でも、新外国人フィオレンティーノ改めフィオが目立ちます。
2安打1四球で全打席出塁で、オープン戦打率は5割越え。
特に第1打席の左中間を破る二塁打は、広角に打てる左打者の証明でもあります。

3月4日(木)
広島7−5西武
マツダスタジアムでの今年初戦。
初回に4失点するも、中盤に引っくり返して逆転勝ち。
計7安打ながら7得点するなど、
相手のミスにも乗じて効率の良い攻撃ができていたようです。

梅津はオープン戦初登板ながら1イニングを3人で片付け、復活を印象付けました。
ただ、故障明けであるだけに、
中継ぎとしては、どこまで連投ができるかが重要になってきます。
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2010年02月24日

キャンプ情報2010(2)

久しぶりの更新となってしまいました。
カープの情報をチェックしつつも、気持ちはバンクーバーへ。
カーリングの予選突破が厳しくなったところで、ひとまずカムバック。
ファンとは現金なものです。

冬季五輪はほとんどの競技で選手がゴーグルつけているので顔が隠れますが、
カーリングは選手の表情が見えるからテレビ映えするのかな、と思ったり。
しかし、予選の時点でも結構な盛り上がりを見せていたので、
もし準決勝進出したならおそらく凄いフィーバーになっていたんだけどなぁ。

さて、カープのキャンプは宮崎に場所を移し、
練習内容も実戦的なものになっています。

この時期になると、ようやく参考になる情報が渡ってきます。
やはり相対的なものでないと、なかなか本当の評価は見えづらいもの。
キャンプ序盤に目にするのは、監督コーチのコメントや担当記者の記事ぐらいで、
客観的な評価の情報はなかなか入ってきません。
他球団のスコアラーのコメントも、なぜか中日・善村スコアラーばかり。
他のチームのスコアラーはコメントをくれないのか、
それとも、そもそもカープのキャンプには来てないのか。

・巨人との練習試合

先週末には練習試合も行いました。
土曜日の巨人戦は放送がありましたので、内容を記録。
オープン戦は公式なものなので成績が公表されるのですが、
練習試合は基本的に自分で記録を残すしかありません。

以下、各選手の成績です。
あくまで自分の記録しやすいような形なので、
わかりづらくても、ご了承ください。

打順・ポジション・選手名・成績・備考

1番(二)東出 3打数1安打 
→(二)松本 1打数0安打 相手失策による出塁
2番(遊)梵  4打数3安打 盗塁1 エンドラン セーフティバント
→(三)山本芳彦 1打数0安打
3番(中)天谷 5打数1安打 打点2
4番(三)栗原 3打数2安打
→(三遊)小窪 2打数0安打
5番(右)フィオレンティーノ 3打数1安打 右翼飛 中飛 右前安打
→(右)末永 2打数2安打 盗塁1 二塁打
6番(一)ヒューバー 1打数0安打 四死球2 四球 死球 左翼飛
→(一)岩本 2打数0安打
7番(左)廣瀬 3打数1安打 四球1 一死満塁から三振
→(左)木村
8番(指)丸 2打数0安打
→(指)喜田 1打数0安打
→(指)鞘師 1打数0安打
9番(捕)會澤 2打数1安打 四球1 三塁打 巨人松本の盗塁を刺す
→(捕)白浜 1打数0安打 エンドラン打ち上げ

選手名・イニング・成績・備考

篠田 3回 被安打3 失点2
今井 1回 被安打1 四球1 失点1
ソリアーノ 2回 被安打2 四球1 スリークォーター左腕
林 1回 被安打0
青木高 1回 被安打0
小松 1回 被安打0 四球1

試合は1点差の敗戦。
初回の足、小技を絡めた先制は見事でしたが、
結果的に11安打で2得点は少々寂しいかと。
ただ、今季の方針を徹底するためか、強引な走塁がいくつかありましたので、
そのあたりを差し引けば、まだまだ深刻に考える必要はないでしょう。

また、主力も出場する対外試合ということで、注目はオーダーです。
開幕まで時間があるとはいえ、監督の構想の一端は窺えるはず。
スタメンは、3番天谷、5番フィオレンティーノ、6番ヒューバー。
長打力のあるヒューバーですが、6番。
クリーンナップは栗原を中心に、左右左とジグザグを優先している様子。
廣瀬の打順に、嶋、末永あたりが入れば、見事なまでにジグザグ打線が完成します。
赤松が復帰した場合、どこに置くのかも注目です。

両外国人打者の日本での実戦映像を初めて見ました。
フィオレンティーノの3打席の内容は、
内角直球に詰まって右翼飛 真中直球を中飛 真ん中変化球を右前安打。
打撃が柔らかいと称されるように、変化球に対応するのは上手なようです。
ヒューバーの3打席は、粘って四球 死球 外角変化球左翼飛。
第2打席も球を見極めていましたし、選球眼は良さそうです。

・ベイル4年ぶり復帰

驚いたニュースといえば、ベイルの復帰です。

現在、アメリカでは寒風吹き荒ぶ経済の影響で、
高齢のFA選手がメジャー契約できずに、枠からかなり溢れていると耳にします。
今回、ベイル側から話を持ちかけてきたようですが、
おそらくベイルもこの中の一人だったということでしょう。

一方、カープにしても、ルイスが抜けたことにより外国人投手の補強は必要でしたし、
中継ぎの左不足は相変わらず深刻ですから、
日本で実績のある左腕の獲得は理に適っています。
4年前は年俸のこともあってベイルと契約しませんでしたが、、
今回は格安の年俸ということですから、両者にとって良い契約だったように思います。
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2010年02月07日

キャンプ情報2010(1)

春季キャンプがスタートして一週間が経ちました。
沖縄は雨が降り続いており、なかなか思い切った練習ができていないようです。
ただ、それは沖縄でキャンプを張る他球団も同じこと。
練習が控えめになる時こそ、個人の意識の高さが求められます。

・パイオニアがやってきた

6日からの第2クールになって、野茂氏が臨時コーチにやってきました。
日本人メジャーリーガーのパイオニアであり、
両リーグでノーヒットノーランを達成した、あの野茂がカープの練習場にやってきたのです。
よく考えてみると、凄いことです。

一緒にいる時間は決して長くないですし、
この機会を逃したらもう会うことがないかもしれないのですから、
投手陣は、遠慮したり恥ずかしがってる場合ではなく、
どんどん自分から話を聞きに行ってほしいと思います。

・膨らむ今村への期待

報道を見ていると今村の評価が高いように感じます。
この時期ドラフト1位が注目されるのは珍しいことではないのですが、やはり期待は膨らみます。

真っ直ぐはプロでも通用するような感じなので、あとは変化球でしょうか。
野茂氏からフォークを教わるような場面を見てみたいものです。
記者としても、是非ともその画が欲しいところでしょう。

当初は、今村が1軍で投げる姿を、
シーズンが終わるまでには見ることができるかなと思っていたのですが、
ルイスが抜けたこともありますし、おそらくもっと早くなりそうです。
まだまだキャンプ序盤ですが、実戦で結果残したら開幕1軍さえあるかもしれません。

・怪我人発生

この時期に怖いのは怪我人です。
去年までのようなコンディション重視ではなく、
今年は練習量も質も上がっているようですので、
いつ故障者が出るかとヒヤヒヤしています。

第1クールでは怪我人もいなかったようですが、
第2クールに入り、横山が太腿を痛めて練習を切り上げたようです。
怪我の度合いはわかりませんが、走塁練習中に痛めたとのこと。
投手にも打撃、走塁、守備を求めるのが新監督の方針とはいえ、
打席に立つ機会がめったになく、塁上に出る機会はもっとない中継ぎの投手が、
走塁練習で故障するとなると、ちょっと残念です。
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2010年01月29日

野村謙二郎新監督について

1月も残りあとわずか。
2月のキャンプインが間近に迫ってきています。

今季から新監督を迎えましたが、
あらためて、ここで野村謙二郎監督について、
いろいろ考察してみたいと思います。

と、その前に、呼び方をどうするか。
世間的に野村監督といえば、昨季で退任されたとはいえ野村克也氏です。
それに野村謙二郎自身、つい数年前までは現役だったこともあり、
どうも「野村監督」という呼び名はしっくりきません。
ということで、失礼ながら謙二郎と呼んでいきたいと思います。

・方向性

秋季キャンプをはじめ、いろいろと情報を集めていると、
チーム方針としては、守備と走塁の強化に重点が置かれているようです。
たしかにブラウン政権時代にはおざなりになっていた部分であり、
今一度、引き締める必要があるように思います。

ただ、謙二郎の現役、解説者時代の発言を聞く限り、
もっともこだわりがあるのは、守備よりも走塁でしょう。
彼の走塁への意識は半端ではありません。
広い球場を本拠地とするチームとして、
1本や2本のヒットで1点を取れるような攻撃を目指すと思われます。

・前政権との変更点

ブラウン監督時代。
猛練習を課すような「強制」はありませんでしたが、
一方で「制限」は少なからずありました。

もちろん、ブラウン監督にも意図があり、
制限が功罪併せ持っていたことは事実ですが、
たとえば練習における段階で投球を制限していたことについては、
若く未熟な投手が多いカープにとって、
決してプラスではなかったようにも思います。
投球フォームも1軍でのポジションも固まっていない選手には、
納得できるまで投げさせることも必要であり、
その点、謙二郎や大野コーチの方針は期待できます。

試合時の投球数にしても、投手本人の調子を見極めることが重要です。
球数ですべてを判断し、快調に抑えている投手を降板させて、
負担の増している中継ぎ陣に任せるのは、理に適っているとは言えません。
ただ、必ずしも好投している投手を続投させるべきかというと、そうでもなく、
あのダルビッシュでさえ、昨季終盤に故障をきたしたように
どんな屈強な投手でもやはり1シーズン投げきるのは難しいもの。
監督には、あくまで試合の状況、あるいはシーズンの状況を考えて、
臨機応変に対応することが必要だといえます。

また、盗塁に関しては、
完全にベンチからのサインでしか動かなかった前政権とは違い、
かつて自ら盗塁王を3度獲得した新監督ですから、
おそらく走者本人のタイミングに任せることになるでしょう。
必然的に盗塁数は増えることが予想されますが、
選手たちには、責任と勇気が求められることになります。

・不安要素

不安があるとすれば、監督経験がないことです。
2軍監督やヘッドコーチどころか、
年間通してのコーチ経験すらないのは、やはり最大の不安要素といえるでしょう。

謙二郎の監督就任は、引退時どころか現役時代からの規定路線。
ならば球団として、なぜ経験を積ませなかったのかという疑問が残ります。
最初の1、2年は下位に沈んだとしても、おそらくフロントとしては大目に見るでしょうが、
ファンは、監督に経験を積ませるための試合を見に行くわけではないのですから、
やはりそのための準備をしてほしかった。
メジャーの臨時コーチとして派遣しただけでは物足りないといえます。

もちろん、中日落合監督のように、
コーチ経験がなくとも初年度から優勝するような監督もいますが、
経験しておくに越したことはなかったはずです。

・高い目標設定

チームは、過去2年、Aクラス争いを繰り広げたように、
決して実力で圧倒的に劣っているわけではないと思うのですが、
自滅して競争から転げ落ちたような、勝負弱さが目立ちます。
課題の一つとして、精神力が挙げられるでしょう。

追い込まれてからいくら頑張っても、
なかなか普段以上の力を出せるものではありません。
監督としては、いかに選手の意識を高いレベルで維持させられるかが鍵になります。

謙二郎は「目標は優勝」であることを宣言し、
選手にも優勝を目指すことを公言させています。
近年、カープはAクラスを目指すと言いながら、結果は12年連続のBクラス。
目標が控えめであるため、現実はさらに低くなり、
気付かぬうちに選手自身の意識も低くなってしまう。

今年は、南アフリカでサッカーワールドカップが開催され、
日本代表を率いる岡田監督は、ベスト4を目指すと公言しています。
現実を無視した無謀な目標である、といった批判も少なくありませんが、
監督には、高い目標を掲げなければ、最低限のノルマさえ叶わないという意識があるのでしょう。
おそらく謙二郎も意図するところは同じ。

現実的な目標を段階的にクリアして、一歩ずつ高みを目指すのか。
それとも、無理難題とも思える目標を果敢に目指して、そこからなにかを得るのか。
今季のカープとサッカー日本代表の結果は、目標設定の有効性を示すことになります。
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2010年01月22日

気になるニュース

最近のニュースで気になったものをいくつか。

・使用球変更

本拠地で使用するボールが変わることになりました。
いわゆる「飛ぶ」ボールと言われるミズノ製に変更とのこと。

昨季、球場が広くなったことで得点力が大きく下がったため、
新監督は長打がなくとも点を取りに行ける、
走塁重視のチームスタイルを作り上げようとしています。
そう考えると、改革を目指すチームにとって、
この変更は、少々流れに逆らう決定のようにも感じます。
ここで長打が出やすくなってしまうと、
また野手に戸惑いが出てきてしまうかもしれません。

もちろん、様々な事情によってなされる変更ですし、
どうこう言わずに順応するしかないのですが。

・ルイス、レンジャーズと契約

広島を退団したルイスが、メジャーリーグのレンジャーズと契約しました。
約4億5000万円の2年契約とのこと。
広島が提示した条件は2年総額4億円プラス出来高であり、同程度のものでしたから、
メジャーを選択したのは当然といえば当然の選択でしょう。
残留させるには破格の条件を提示するほかなかったと思われます。

現在のアメリカでは、日本の野球(特に投手)が評価されてきているため、
メジャーで十分チャンスが与えられない選手にとっては、
日本で実績を挙げて、メジャーの契約を勝ち取るのも、
ひとつのサクセスルートなのかもしれません。

2年だけの在籍だったとはいえ、チームを支えてくれたルイス。
若干の寂しさもありますが、レンジャーズが所属するア・リーグ西地区には、
イチローのマリナーズ、松井のエンゼルスも所属するため、
日本のテレビでルイスの投球を見る機会がありそうです。

・フィリップス、楽天に入団

前広島のフィリップスは楽天に入団しました。
おそらく、というか間違いなくブラウン監督の意向によるものでしょう。

少し遅い、この時期での契約となったのは、
フィリップスがメジャーの契約を模索していたからでしょうか。
良い契約が見込めなかったから、日本でまたプレーする気になった、と。

楽天と交わした年俸は1年5000万円と、決して高くはありません。
正直、フィリップスが開幕前から準備して1シーズンプレーしてくれれば、
それなりの数字を残してくれるという期待もあったので、
日本の球団に移籍するのは、残念な気もします。

ただ、謙二郎としても、早めに構想を固めたかったでしょうし、
守備面で不安のある選手は使いたくない意向もあったかもしれません。
楽天入団が決まった以上、交流戦で痛い目に遭うことだけは避けたいところです。

・野茂が沖縄キャンプで臨時コーチに

寝耳に水のビッグなニュース。
というより、ビッグな人物のニュース。

謙二郎が野茂氏に呼びかけたところ、快諾されたようです。
両者がソウル五輪のチームメイトだったことは知られていますが、
まさかこれほどの繋がりがあったとは。
なるほど、謙二郎がロイヤルズで臨時コーチをしていたときに、
野茂が現役として所属していたんですね。

日本人メジャーリーガーが、古巣の球団にコーチやアドバイスすることはあっても、
チームの垣根を越えることは珍しく、非常に貴重な機会といえます。
去年、野茂はオリックスのテクニカル・アドバイザーとして、
宮古島キャンプで指導などをしていましたが、
オリックスの昨季の投手成績を見る限り、
カープ投手陣に劇的な向上を期待するのは厳しいでしょう。
ただ、技術うんぬんより、国内で批判や逆境渦巻く中で海を渡り、
異国の懐疑的な視線にも屈することなく結果を出し続けた人間の、
その精神的なものを、若い選手は感じ取ってほしいところです。

また、伝説の投手を一目見ようとキャンプ地にも観客が集まるでしょうし、
メディアも集結することが予想されます。
普段、周囲の視線という意味では牧歌的なキャンプを送っているチームにとって、
またとない刺激となるはずです。
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2010年01月07日

お年賀2010

一週間遅れながら、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
2010.bmp
特に一球団を敵視しているわけではないのですが。
posted by コービー at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

契約更改まとめ2009

高橋建の復帰が決まりました。

不惑を迎えた左腕ですが、去年はカープで8勝5敗の成績を残し、
まだまだ投げられる状態でメジャーに挑戦したわけであり、
きっと来季も貴重な戦力として働いてくれることでしょう。
ただ、ルイスの退団が決定してから動き始めたところをみると、
球団は絶対に欲しい戦力とは考えていなかったことも窺えます。
個人的には、日本ハムからFAしながらも行き先を失っていた藤井に手を挙げるぐらいなら、
愛着のある建さんにオファーを出せばと思っていたので、結果的オーライです。

役割に関しては、監督、コーチと相談して決まるようですが、
本人は先発投手として投げたい意向を仄めかしています。
もちろんルイスが抜けたことを考えると、その穴を埋めてほしいところですが
去年1年間、アメリカで先発として投げていなかったこと、
また、カープに若い先発投手が育ってきていることを考えると、
絶対的に不足している左の中継ぎとしてプレーしてもらうのがベストのような気がします。

・契約更改終了

先週、契約更改のトリを務めた永川がサインし、カープ全選手が終了しました。
ということで、少しまとめてみようかと思います。

アップ総額 1億3450万円
新人選手 5060万円
+1億8510万円

ダウン総額 1億250万円
退団・引退選手 7100万円
−1億7350万円

差し引き、選手側が+1160万円

育成選手含む。外国人選手は含まず。
一度戦力外となり、育成選手として契約した河内はダウンとしました。
同じく育成として再契約した山中は年俸維持として計算せず。

最高年俸は永川の1億6000万円、
1億円プレーヤーは、永川と栗原の2人と変わらず。

・総年俸は上昇

最大アップでも大竹の3000万円であり、
栗原や永川が倍増した去年と比べても、お寒い印象を受けます。
実際、一部の新聞などでは「更改厳冬」との文字が見受けられました。

しかし、年俸を計算してみると、選手側がプラスとなっていることがわかります。
さらに、野手で最高評価だったであろう東出が4年契約の2年目であるため年俸の変動はなく、
ここに含まれていないインセンティブ面が大きかったと考えると、さらに選手側にプラス。

チーム成績は、前年借金1の4位から、今年は借金10の5位であり、
世間の経済状況を考慮しても、総年俸が上がっているのは不思議とも思えます。
これには新球場効果による集客アップが影響したでしょうか。
また、黒田、新井が抜けて以来、総年俸自体が低い水準だったともいえます。

・減額制限は越えず

個人に目を移してみると、大竹はチーム最大となる3000万円アップ。
先発ローテーションを1年間守り、二桁勝利、防御率2点台は立派。
ただ、大台突破とならなかったのは、8敗して貯金を2つしか作れなかったのが原因でしょう。
それに、どこか1億円プレーヤーの肩書きも早い気がしますし。

大竹とほぼ同等の評価となったのは2300万円アップの前田健。
8勝14敗という数字だけでは考えられないものですが、
打線の援護がなかったこともあり、細かい査定で多くのプラスだったはず。
チームトップとなる193イニングを投げたことを一番評価されたでしょうか。

意外だったのは、500万円アップ石原。
打撃成績が揮わず、厳しい査定になるかと思われましたが、
ほとんどの試合でマスクをかぶった守備面が評価されたようです。
彼に関しては配球面も疑問視されましたが、
おそらくそのような絶対的指標がない要素は査定に含まれないでしょう。
代わりにチーム防御率を下げたことが評価されたようです。
ただ、防御率に関しては、投手の成長もありますし、
なにより今季は球場が広くなった影響が多分にあると思うのですが。

永川は現状維持の1億6000万円。
救援失敗が目立った今季は、ダウンもあるかと思いましたが、
重圧の中で1年間通して投げたことが評価されたようです。
防御率は2点台とまずまずですが、
抑えという特殊なポジションにおいては、その数字は度外視すべきでしょう。

前田は減額制限一杯の40%ダウン。
今季は1試合も出場がなく、他球団のベテラン選手の例を見ても、
半額以上のダウンが避けられない状況かと思われましたが、
まだ衰えてはいないとの判断なのでしょう。
それ以上に、まだまだチームの「顔」であることが、
球団側にダウンを躊躇させたようにも感じます。

カープは過去、限られた資金の中で経営し、またFA制度に対抗するため、
極端なアップもない代わり、減額ペースも緩やかであるという、
年金制度のような方針を取ってきました。
前田も活躍ほど上がらなかった印象がありましたし、
その点も配慮されているかもしれません。
posted by コービー at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

他球団で存在感を示す広島野球

先日、三村敏之氏が仙台市内の病院で亡くなられました。
広島商業からカープに入団し、人生の大半を広島で過ごされていた方ですが、
去年、楽天の編成部長の職となってからは仙台で仕事をされており、
急逝ともあって、最期を広島の家族の前で迎えることができませんでした。
しかし一方で、請われて赴いた地で生涯を閉じたことは、
野球人として本望でもあったかもしれません。
今季、楽天が2位と躍進した影には少なからず氏の尽力があったはず。
歴史の浅い球団において、広島時代に培った野球論は貴重な存在だったことでしょう。

来季、楽天はブラウン監督が指揮を執ります。
監督の人選に関しては紆余曲折あってのものだと思われますが、
それでもカープでの仕事ぶりが認められたからこその就任でしょう。
さらに参謀としてお馴染みリブジーはもちろんのこと、
元カープ助っ人のロペスもコーチとしてスタッフ入り。
フロントとして活躍した三村氏も含めて、杜の都にどこか広島の空気が漂います。

自意識過剰と思われるかもしれませんが、
楽天は広島カープという球団を参考にしているようにも感じます。
資金に恵まれずとも黒字の経営を維持している球団を、
同じくコストを抑えて健全な経営を目指す楽天は見習う部分があるのでしょう。
カープを4年間率いてすべてBクラスだった監督を抜擢したのも、
12球団最少の人件費ながらプレーオフ争いを繰り広げたことを評価したからだといえます。


また、今季限りで引退した木村拓と江藤が、巨人のコーチに就任することが発表されました。
巨人にはすでに西山、玉木が働いており、
こちらも来季は、より広島色が強いスタッフ陣となりそうです。
もちろん彼らはキャリアの中で広島以外にも所属しており、
決して純粋なカープOBというわけではありません。
ただ、近年、巨人は育成に大きく力を入れており、
常に自前で選手を育ててきたカープのノウハウを取り入れようと考えていても、
決して不思議ではないでしょう。

球団創立5年目にして初のクライマックスシリーズ進出を決めた楽天。
生え抜きの選手も芽が出て3連覇を達成した巨人。
その影には広島OBの力があり、来季はさらにその影響力が増すこととなります。
一方、人材を排出したカープは12年連続Bクラス。
本当はもっとやれるはずだと思うのですが。
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2009年09月12日

相性を重視か

雨天中止。
先発既に発表されていました。広島今井、巨人久保。

明日の先発ですが、巨人はスライドせずに高橋尚が投げるでしょう。
一方の広島は、マエケンの中4日か、それとも他の誰かか。

今井のスライドもできないことはないでしょうが、
先月の巨人との初対戦では3回6失点で降板しています。
相性を重視するマーティーですので、スライドの可能性は低いでしょう。

今季、マエケンの巨人との対戦は、1勝2敗ながら防御率は3点以下。
そう考えると、投げる可能性は高いといえます。
せっかく雨で流れたのに、中4日で投げさせるのも勿体無い気もしますが。

それにしても、雨天時のパフォーマンス、誰かやってくれないかなぁ。
土曜の巨人戦でかなりのお客さんが集まってたんですし。
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2009年07月26日

捕手がチームの命運を握る

今季は、捕手の存在の大きさというものを考えさせられるシーズンです。
矢野を欠いた阪神の低迷、相川を獲得したヤクルトの躍進。
中日は谷繁が戻ってきてから怒涛の勢いで勝ち星を積み重ねていますし、
パリーグに目を移しても、前年日本一の西武が細川を欠いて3位と苦しんでいます。

やはり守りの要、グラウンド上の監督と表現されるポジションだけあり、
その存在、または不在がチームの勝敗へ如実に影響を与えています。

そういった意味でも、カープの後半戦の鍵になりそうなのが捕手の選択です。
石原と會澤をどう起用していくか。

指名打者制がないセリーグでは、
捕手もそれなりの打撃成績を残さなければ、チームとしての得点力が乏しいものになります。
前半戦は2割に満たない石原を我慢して使ってきましたが、
いかんせん得点できなければ勝てない。
打線全体として破壊力がない以上、少しでも打てる人間を使いたいのも事実。
そこで球宴直前に急浮上してきたのが會澤です。
チームが連敗を重ねる中、
2軍で3割6分を越える高打率を残していた強肩の捕手に声がかかりました。

現時点で石原が優っているのはキャッチングを含めた守備面であり、
會澤は打撃と肩において先輩を上回るものを見せています。
リード面については、簡単に優劣をつけることが難しい部分ですが、
石原の配球にしても、解説者の方々が時折不満を漏らすこともあるように、
決して絶対的なものがあるわけではありません。

後半戦、どちらかに一方に固定せず、併用が続くことになるでしょう。
おそらくポイントとなるのは、會澤がある程度機会がもらえる中で、
打撃をアピールすることができるかどうか。
1軍でも結果を残し続けることができれば、
WBC代表であり、チームのキャプテンである石原とて安泰ではなくなってくるでしょう。
posted by コービー at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする