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2015年10月13日

新井打撃コーチの辞任について

新井打撃コーチが退団することが発表されました。今季の打線の低迷の責任を取っての辞任ということで、プロの世界では仕方ないことではあります。

ただ、気になるのは先月中国新聞に掲載された、緒方監督との不仲という記事です。

・首脳陣の対立

記事の内容自体は、不仲だけを報じて具体的なチームへの影響を挙げないという夕刊紙並みの質の低いものであり、一部でそのジャーナリズムが評価されている中国新聞のカープ記事としては残念なものではありました。プロですから仲良し軍団でなくても結果を出せればいいのですから、それだけでは敗戦の理由にはなりません。それより優勝は無くなってもCSの可能性が残されている状況でチームにネガティブな波風を立てるような記事を地元紙が載せるほうが問題だったように思います。

ただ、発信元が発信元なだけに、信憑性は高いものであるのは事実です。

新井コーチ退団時の「丸を再生させたかった」というコメントからも窺えるように、もし本人がまだまだ仕事をしたいにも関わらず、チームでの居心地が悪くなったがために後ろ髪引かれる思いで退団したのだとしたら、それは非常に残念なことです。

・球団OBだけで勝てなかった過去

そもそも新井コーチの就任の経緯をたどれば、身内OBの組閣だけでは20年以上勝てなかったからこそ、三顧の礼とまではいかないまでも、オリックスを退団したばかりの時に、いの一番に声をかけて縁のない広島まで来てもらったのです。実際に就任して初年度は16年ぶりのAクラス、そして2年目の去年は勝負弱い面もあったもののヤクルトに次ぐリーグ2位の打率.272という成績で連続Aクラスという実績を残しました。新井コーチの貢献が少なくなかったことは明らかです。

繰り返しますが、プロだから成績を残せなければ責任を取るのは自然の流れです。ただ、チームに居場所がなくて追い出される形だったとしたら、今後、外部の優秀な指導者も来たがらなくなるでしょう。

・人として組織としての懐の広さ

監督は高卒入団してからチーム一筋。ある意味チームの中で最も内輪の人間であり、そして最も地位の高い人間なのですから、そのトップがもっと歩み寄れなかったのかと思うのです。外様だから、結果が出なかったからといって突き放すのではなく、一緒に解決策を見出だしていくことができなかったのでしょうか。

また、今回のことは、監督だけでなく、球団の器や風通しの良さを試されているようでもあります。現在、育成型のチームとしては、日本ハムがひとつの理想型だといえますが、あの広い北海道をフランチャイズを持つ球団は、優秀な監督やスタッフを外部から招き入れて力を発揮させられる懐の広さとマネジメント力があります。

会社だろうが球団だろうが、身内だけでは視野が狭くなり、組織は停滞します。勝手に人も情報も集まる在京球団などではないからこそ、もっと外から積極的に集めるべきではないでしょうか。

・後任は誰

さて、後任の打撃コーチは誰になるのか。実績のある外部の人間を呼ぶのが理想ですが、おそらく流れを考えると次は広島OBでしょう。実績のある内田コーチは去年出ていってしまいました。そうなると、ファン、選手ともに納得できるのは、今のところかつての背番号1しか思い当たりません。おそらく球団も考えているでしょうが、問題は本人が首を縦に振るかどうか。テレビでも結構楽しそうに喋っていますから。
posted by コービー at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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