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2016年05月30日

チーム好調の一因となっている首脳陣の変化

最後のカードは負け越したものの、2位に2.5ゲーム差の首位で交流戦に突入。

ひとまず、ここまでチームは好調にきています。新戦力や個人レベルでの成績向上はもちろんですが、首脳陣の変化も一因として感じられるので少し取り上げてみたいと思います。

・監督
去年は菊地、丸、田中を名指しで不動のレギュラーとして試合に出し続け、その彼らの打撃の低迷によってチームも低迷しました。しかし、自身の現役時代のように、中心選手には多少の故障があっても全試合出場、全力プレーを求める節が、今年は改められたように思います。菊地が体調不良という報告を受ければ、あれほど去年こだわった連続出場を捨てて、あっさり欠場させました。新井は出場できる状態でも疲労を考慮して、定期的に休ませています。主力が1シーズン戦えるコンディションも気にかけると同時に、控え選手も起用することで競争を促してチームを活性化させています。

・投手コーチ
去年は大瀬良に多大な負担をかけ、結果ファンも大瀬良も泣かせてしまったことを教訓としたのか、今季は投手が登板過多にならないよう気を使っているのが窺えます。
象徴的だったのは、5月21日の阪神戦。同点の場面でありながら、投入したのはブルペンでの信頼度が高くない永川、九里でした。今村、ヘーゲンズ、ジャクソン、中崎、戸田は前日前々日に登板。今村は3連投、ヘーゲンズ、戸田は回跨ぎもしています。この日は試合前から極力彼らを使わない方針を決めていたのでしょう。結果、永川、九里がそれぞれ失点して、打線の追い上げも至らず敗戦してしまいましたが、翌日は3回途中に降板した中村恭平の後を前日登板しなかった投手が繋いで白星。結果、この3連戦を勝ち越すこととなりました。21日の試合は今季ここまでで最も価値のある敗戦だったと思います。
課題だったブルペンも、ルナの故障によって昇格したヘーゲンズが思っていた以上に重要なポジションにハマるという幸運もありましたが、うまく整備できていると思います。

・打撃コーチ
ご存じの通り、いまや12球団トップの成績を残すカープ打線。生まれ変わったの要因は打撃コーチに配置転換となった石井琢郎コーチによる意識付けによるところが大きいかと思います。どちらかというと守備走塁のイメージが強かった石井コーチですが、歴代安打数の記録を見てみれば長い歴史の中でも彼以上にヒットを積み重ねた選手はわずか10人しかいません。そう考えると決して前任コーチが辞任したことによる苦肉の内部異動ではなかったことがわかります。
前任コーチが選手達に打撃理論を落とし込んだ一方で、去年までの選手たちは状況に応じた打撃ができていたとは言い難いところがあります。そこに、かつてマシンガン打線と呼ばれた横浜で文字通り先頭に立っていたコーチが就任して、繋ぐ意識や逆方向への意識を植え付けたことによって打線がステップアップを遂げたと言えるのではないでしょうか。
posted by コービー at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする