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2009年09月30日

最後の戦いへ向けて

広島2−1横浜
3連勝。

連勝に嬉しくないことはないのですが、どうも雰囲気の緩さが気になります。
目標を失っている横浜相手、しかも来季に向けて若手投手が試されてるような試合ですし、
点差を広げて相手の反撃意欲を無くし、早々に決めるべき試合だったように思います。
しかし、なぜか追加点を取ろうという必死さが伝わってきません。
昨日1イニング以上使っている横山、シュルツを温存すべき試合なのに、
覇気のない相手のリズムに合わせてしまって、結局ヒヤヒヤの1点差ゲームとなりました。

エンジンを切ってしまうと、もう一度かけ直すにはまた時間が必要。
アイドリングストップは地球環境にとって望ましいですが、
野球では一度気持ちを切ってしまうと、いざ入れ直そうとしても手遅れになってしまいます。

今日は投手陣の踏ん張りによってなんとか逃げ切れましたが、
上位相手ではそう簡単にはいかないでしょう。
シーズン最後の10月の戦いへ向けて、しっかりネジを巻きなおしたいところです。

・八つ当たりが飛び火

やはりチームの一番乗りはこの投手。
ルイスが2年連続二桁勝利となる10勝目を挙げました。

ただ、今日は試合以外の部分でもベンチを騒がせました。
バント失敗を悔しがりヘルメットを投げつけたところ、フィリップスの顔面に直撃。
スタメン野手がプレーを関係ないところで負傷交代するという事態となってしまいました。

八つ当たりの飛び火に遭うというのも珍しい話です。
悔しさのあまりベンチを殴って利き腕を骨折した杉内とも違いますし、
前田がホームに帰らないことに腹を立てて掴みかかったロペスとも違う。
どちらかというと、ブーマーとハイタッチをして脱臼した門田に近いでしょうか。
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2009年09月29日

得点機を作った上位打線

広島2−1横浜
サヨナラ勝ちで連勝。

初回に1安打で1点先制。
その後、2回から8回までは無安打。
9回に2安打を集めてサヨナラ勝ち。
なんでしょう、不思議な試合でした。
最初と最後だけという、キセルのような。

打線がわずか3安打で終わる中で、栗原が2安打2打点。
久々に、まさに4番といった仕事でした。
ただ、その前に得点機を演出した小技も見逃せません。

初回の得点は、天谷の打席でエンドランを仕掛けて、
走者を二塁に進めたことが奏功しました。
9回は東出がスリーバントながらきっちり走者を進めました。

特に初回のエンドランについては、3番がフィリップスならできなかったことです。
今日は、スタメンに復帰した彼を5番に置き、1〜4番までを昨日から代えずに臨みました。
なんだ、この発想があるんじゃないか、と。
それならば、もっと早くしてほしかった気もします。
フィリップスの体調が万全ではないようなので、今回がたまたまなのかもしれませんが。

・継投に感じる執念

サヨナラ勝ちで打線に目が行きがちですが、
1失点に抑えた投手陣こそが勝利の立役者でしょう。
篠田をワンポイントで使い、横山、シュルツを回跨ぎで使う。
指揮官の勝利への執念が伝わってきました。

そして、先発の今井は6回1失点。安定した投球が続いています。
少々早い気もしますが、来季が楽しみになります。
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2009年09月28日

3割トリオ

広島9−5横浜
5連敗でストップ。

初回に4点、2回に3点。
最近5試合で4得点と、湿りがちどころかカビが生えていた打線ですが、
序盤で一気に試合を決めました。
ただ、クライマックスシリーズが絶望的になって重圧から開放された、
というはちょっと型にはめすぎでしょうか。
相手吉川が悪かっただけのような気がします。

ただ、打順の組み換えが功を奏したのも事実でしょう。
フィリップス、赤松がスタメンを外れたことによる措置ともいえますが、
1番東出、2番小窪、3番天谷と、
打率が高い3選手を上位に並べたことがつながりを生みました。
連敗中も東出は好調をキープしていましたが、2〜4番で完全に寸断されていましたから。

どんな先発投手でも不安になる立ち上がり。
初回の攻撃で簡単に終わらないことは重要なことです。
3割の打者を3人並べることで、走者を出す可能性は高まりますし、
場合によっては今日のように一気に得点できるはずです。

とはいえ、これが一時的なもので終わりそうなのが残念。
フィリップスが復帰するなら、おそらくまた3番に戻すでしょう。
彼への高評価と、アメリカ人の3番打者最強という価値観を考えれば、
マーティー在任中に揺らぎそうにありません。
これはもう、監督に眼力がないとかいうことではなく、
アメリカから招聘しているのなら仕方のないことです。

不幸中の幸いなのは、
今季、長打力頼みの打線が通用しないことを証明してくれたことでしょうか。

・二桁へのチャンスを

ローテーションでは齊藤のはずでしたが、青木高が先発。
大量点にも守られましたが、6回2失点で試合を作りました。

それにしても、先発の人数が足りていることを考えると、どうやら齊藤は飛ばされたようです。
たしかに、ここ3戦3敗と内容も良くありませんでしたが、
10勝がかかっているだけに、もう一回チャンスを与えてほしいところ。
二桁勝てば自信にもなるでしょうから。

・ヤクルト高木から始まった5連敗

ヤクルト対阪神の結果を見てみると、
大事な一戦でヤクルト高木がまたも好投しています。
彼には完封されましたが、決してカープ打線が悪いだけではなかったのか。

思えば、あの日から打線の調子が狂ってしまい5連敗しました。
阪神打線が明日以降どうなるか注目です。

ちなみに高木はこれで3連勝。
先発投手に苦しんでいたヤクルトにとってはまさに救世主。
最終的にAクラスに入るようなことがあれば、完全に彼が立役者でしょう。
posted by コービー at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

拠り所がないチーム

巨人4−1広島
5連敗。3位と4ゲーム差。

残り9試合で4ゲーム差。
数字だけを見れば、まだ望みがあるように思えますが、
実際には、ほぼ絶望的です。

ヤクルトと阪神は直接対決を6試合も残しています。
つまり、両チームとも残り試合で負け続けてくれる可能性はないわけで、
これだけゲーム差が離れてしまうと、
どちらかのチームが勝つという事実がマイナスに作用してしまいます。

もし彼らに接近していれば、お互いが潰しあってくれるという恩恵となっていたでしょう。
それだけに今日までの3連戦に勝ち越していれば、可能性は十分残ったはずなのですが、
さしてやる気のない巨人に負け越してしまった。
圧倒的な力で優勝を決めた相手とはいえ、
こちらの打線がある程度得点していれば勝てた試合ばかりでした。

去年に続き、勝負所での大失速。
去年は守乱、今年は貧打。
共通するのは、やはり動きが固いということでしょうか。

人間には悩んだときに拠り所となる指針があるものです。
それは自身の価値観や哲学であったりします。
しかし、このチームには拠り所がありません。
守りのチームなのか、攻撃のチームなのか。
長打力で点を取るチームなのか、つないで点を取るチームなのか。
自信を持って答えられる人はいるでしょうか。
苦しい時に立ち戻る原点が見当たらないから、抜け出せないのです。

今季は開幕前から機動力野球を掲げながら、途中で方向転換。
クリーンナップは3人中2人が途中から獲得した選手。
指揮官はオーダーを頻繁に変える。
これでは方針など固まるはずもありません。
チームとしての形ができなかったことが、
この終盤にきて大きく響いているようにも思えます。
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2009年09月26日

敗戦を恐れずに

巨人1−0広島
4連敗。3位と3ゲーム差。

巨人打線は相変わらずの緩んだ雰囲気。
彼らにとって一番怖いのは怪我なわけで、
今日のマエケンのようにインコースを突いたなら、積極的な打撃は影を潜めます。
それが9回まで3安打という結果にも表れているでしょう。

ただ、一方の広島がそれを下回り、延長10回を戦ってわずか2安打。
得点の気配も、高山頂上の酸素のごとく薄い。
相手とすれば、延長になって小笠原もラミレスも下げて、それでもサヨナラ勝ちしたわけで、
「別にそんなに勝ちたいわけじゃないけど、君達が勝つ気ないのなら勝っちゃうよ」
といった具合でしょうか。

これで4連敗。得点が1試合平均1点未満では、一つ勝つのも難しいでしょう。
終盤にきてチームの状態との悪さと実力不足を突きつけられています。
調子が良ければゲーム差が離れても望みが持てますが、これでは厳しい。

今日は2安打。
技術不足、意識の低さも大きな問題でしょうが、やはり一番の要因は重圧や焦りでしょう。
この少なすぎる数字は、打撃が中途半端であることを物語っています。
これならまだ、何も考えずにブンブン振り回している方が良いでしょう。
出会い頭の一発が期待できますから。
今日は1点さえあれば勝てたのです。

今、大事なのは、結果を恐れずに打っていくことではないでしょうか。
追われる立場の人間が恐れるならまだわかりますが、
もう自力ではどうにもならない位置にいるのです。
全部勝ったところで届かないかもしれない。

選手から「全部勝つつもりで頑張ります」という言葉をよく聞きましたが、
おそらくその意識の持っていき方は間違いだったのではないでしょうか。
そもそも全部の試合を勝つのは無理なこと。
実は敗戦という結果を恐れずに戦うことこそが必要なのでは。

一度は3位に大差をつけられ、可能性が潰えたはずの身です。
緊張感のある中で試合をすることに喜びを感じてプレーしてほしいと思います。
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2009年09月25日

重圧で苦しむチームと解放されたチーム

巨人3−2広島
3連敗。3位と2.5ゲーム差。

東京ドームへ行ってきました。
ここでカープの試合を見るのは久しぶりです。

CIMG1142.jpg
アディダスショップ前にあるグータッチ人形

巨人にとって優勝決定の後、初めてとなる今日の試合。
スタンドにはそれなりに埋まっており、
この日が優勝が決まると予想してチケットを購入していた人もいたのでは。

後攻のスタメンには堂々主力が名を連ねました。
通常、優勝が決まって、ビールかけ、テレビ出演などがあった次の試合は、
主力を休ませるものですが、今回は日程が1日空いたので必要ないということでしょう。

とはいえ、やはり優勝を決めた直後で気が緩む部分はあるはず。
実際、打線は試合中盤までルイスの投球に工夫なくスイングして、凡退を繰り返していました。
ただ、カープ打線もマクレーンのソロと天谷のタイムリーの2点のみで、
なかなか調子が良さそうには見えない内海を崩しきれません。

そして、小刻みに追い上げられます。
しかも、ミス絡みだから始末が悪い。
6回、ベースカバーを怠って失点。
7回、長打のある阿部に二死から一発打たれたことも問題でしょう。
8回、易々と初球から盗塁を許して、バントも許して、失点。
ついに逆転されました。

CIMG1149.jpg
8回無死二塁、マウンドへ向かうマーティー

9回表、レフトスタンドからいきなりチャンステーマが流れました。
走者などいない状況ですが、阪神、ヤクルトが勝っていることもあり、
この試合を落としてはいけないというファンの気持ちがそうさせたのでしょう。
チームはなんとか二死一二塁という場面を作りましたが、
フルカウントからフィリップスが三振してゲームセット。

CIMG1164.jpg
フィリップスが最後の打者に

CIMG1173.jpg
安打数は倍だったのですが


相手巨人は、調子の良くない内海を140球以上も引っ張ったり、
抑えとして豊田を起用するあたり、完全に中継ぎを休ませようとしています。
野手でも、わずか1点リードながら小笠原をベンチへ下げました。
また、無死二塁で坂本にスリーバントをさせたりと、
プレーオフに向けての予行演習のような場面もありました。
そんな慣らし運転のようなチーム相手に負けたことが情けなくて、悔しい。

今日、小刻みに点を取り合ったゲームに敗れたのは、
走塁の積極性ではなかったでしょうか。

とにかく巨人の走塁は積極的でした。
ベースカバーのミスがあったとはいえ、坂本はバントで二塁から本塁まで走りました。
常に次の塁を狙っていなければできない判断でしょう。
代走で出場した鈴木は、警戒される中で初球から盗塁を成功させ、
三塁からは前進守備にも関わらず躊躇せずに本塁突入しました。

一方、広島で象徴的だったのは、8回表の廣瀬。
ワンバウンドでレフトフェンスまで飛んだ打球ながら、一塁でストップ。
たしかに打球は速く、ラミレスの処理も素早かったのでが、
それでもラミレスですし、実際に送球は大きく逸れました。

なにより二死であり、走者が一塁と二塁では大きな差があります。
打順は下位に向かい、長打もそれほど期待できません。
多少のリスクがあったとしても二塁へ行くべきだったように思います。

アウトになる恐怖心などなく果敢に次の塁を狙う巨人と、
どうしてもネガティブな場面が頭をよぎる広島。
これが、優勝を決めて重圧から開放されたチームと、
負けられない戦いの中で重圧に苦しむチームの差でしょうか。
それとも、単純に普段からの走塁への意識の差か。
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2009年09月24日

巨人、横浜6連戦プレビュー

今季最後の6連戦です。
東京ドームで巨人と3戦。広島に戻って横浜と3戦。

先発予想は、ルイス、前田健、大竹、齋藤、今井、ルイス。

巨人は、内海、久保、高橋尚。
横浜は、三浦、吉川、グリン。

・プレビュー

気になるのは、優勝を決めた巨人のモチベーションと、
身体に痛みを抱える選手が出場するかどうかです。
とりあえず今日はクルーンが抹消されていました。
ベストな状態の相手との対戦なら分が悪いかもしれませんが、
そうでないとしたら、勝ち越すチャンスも十分にあるでしょう。

むしろ、横浜との対戦こそ注意が必要かもしれません。
村田が戻ってきており、天敵金城も調子を上げています。
最下位から取りこぼせないと重圧がかかるようなら、
痛い目に逢う可能性は高いといえます。

・天気

広島県南部 降水確率 天気
9月28日(月) 40% 曇り
9月29日(火) 60% 曇時々雨
9月30日(水) 50% 曇時々雨
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2009年09月23日

明暗を分けた逆方向への意識

広島1−4ヤクルト
2試合で1点しか取れず連敗。5位に転落。

2日続けて、2時間半という短い試合。
連日の4安打と、非常に淡白な打撃に終始しました。

昨日から共通しているのは、とにかく引っ張りの打撃に終始していること。
高木にしてもユウキにしても、それほど速い球があるわけではなく、
緩い球を有効に使うタイプという点で似ているのですが、
その投球に対して強引に打って出て、
引っ掛けたり、打ち上げたりするというパターンが目立ちます。

一方、今日のヤクルトの安打はすべてがセンターから逆方向。
特に試合を決めた9回表の3点は、内野安打も含めて完全に逆方向でした。
幸運な安打も多かったように思えますが、
振り返ってみれば、ヤクルト打線の意識がそういった打球を生んだともいえます。

やはり広い球場での基本は、逆らわない打撃で安打を重ねて得点すること。
対戦の少ない投手が相手で、狙い球が絞れないならば尚更です。
それができないところに新球場で勝てない理由が垣間見えます。

・左打者不足

また一方で、天谷を欠いたことも響いています。
昨日の守備で手首を傷めたようで、スタメンを外れ、代走のみの出場。
末永に加えての左の外野手の欠場ということで、
高木、ユウキといった右腕に抑えられたことと無関係ではないでしょう。
嶋も相変わらず精彩を欠いていますし、左打者不足が少々深刻です。

投手陣が再整備されてきたヤクルトと、故障者が増えてきた広島。
ここにきて両チームの勢いが入れ替わりそうな雰囲気です。

・四球からの失点

先発今井は7回2/3を投げて、3安打1失点。
中4日登板にも問題なく、見事な投球でした。
自責点0で3敗目は、ちょっと不運ですが、
堂々とローテーションの一角として投げています。

ただ、やはり回の先頭への四球はいただけない。
昨日にしても今日にしても、四球から失点しています。
もちろん投手とて出したくて出しているわけではないので難しいところですが、
連敗の一因となっている以上、再度確認する必要があるかもしれません。
posted by コービー at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月22日

強気な米国人と慎重な日本人

広島0−3ヤクルト
完封負け。3位と0.5ゲーム差は変わらず。

完封を許したヤクルト高木は、今月10日にも対戦した投手。
その時は初対戦ということもあってか、7回無失点に抑えられました。
ただ、球速は140kmが精一杯であり、凄い変化球があるわけでもありません。
今回は2度目の対戦ということで、さすがに打ち崩すだろう。
そう考えていたのですが、わずか4安打の無四球完封負け。
痛烈な返り討ちに遭いました。

ヤクルトは9月も絶不調であり、
負けが混んでいるチームは、たとえリードしていても不安なもの。
昨日も守護神が打たれてサヨナラ負けしているわけで、
少しでも走者を出せば、そして1点でも返せれば、動揺したはずです。
それが6回以降、一人も出塁できないまま終了とは。
降り続く雨を体現するようなお寒い試合内容となりました。

思えば、前回の試合では、高木が降板した後、
9回土壇場で末永の逆転3ランが飛び出して勝利することとなりました。
非常に劇的な展開であり、喜ばしいことだったのですが、
しかし、勝ったことで、高木に対する対策が有耶無耶になってしまったように思います。

今日、試合を見ながら、「直球と変化球のリリースが一緒」という、
達川氏の高木に対する解説を聞いて、なるほどと思う部分もありましたが、
それでも4安打で易々と完封されるような投手ではないはずです。
昨日のサヨナラ勝ちという流れもあり、
「まぁ、打てるだろう」という緩んだ精神状態で試合に臨んだと思われても仕方がありません。

そもそも監督自身が、高木に関して、
「何が良いのかわからない」とコメントするようでは寂しいものがあります。
1軍で投げているならば、どの投手もそれなりに長所といえる部分があるもの。
前回抑えられたことをについて、何も分析していないのではと疑ってしまいます。

マーティーは勝っている試合では強気のコメントに終始します。
「今は上位のチームとも対等に戦える」「打線に勢いがあるからどの投手からも点が取れる」
これは、チームの士気を上げるという意味では一定の効果を発揮すると思いますが、
一方で、反省や自戒という念が希薄に感じられます。

対して、楽天の野村監督などを見ていると、まさに正反対ともいえます。
勝利後に「うちはまだ弱い」「先発投手が情けない」などとボヤくのは見慣れた光景。
勝利しても不満を言われる選手は、たまったものではないでしょうが、
これもまたチームを引き締めるためには必要なことであり、
監督の長年のプロ野球生活で身についたものでもあるのでしょう。

どちらが良いとは一概には言えないかもしれません。
ブラウン監督が特別というわけでもなく、
バレンタイン、ヒルマン、コリンズといった最近の外国人監督にも同様の傾向があり、
これは国民性によるところも大きいようにも思えます。

勝って強気な米国人に対し、慎重な日本人。
日本には「勝って兜の緒を締めよ」という諺がありますが、
アメリカにはあるのでしょうか。

・中4日ローテは失敗か

9連戦は中4日のローテーションですが、齊藤は4回3失点と結果を残せませんでした。
これで、大竹、齊藤、先々週のマエケン、そしてルイスも含めて中4日登板はことごとく失敗です。
球界を見渡してみても、この9連戦で他のチームはどこも中4日で回すことをしていません。
やはり日本人には合っていないのか。
というか、普段と違うリズムで登板することには違和感があるのか。

結果論になりますが、青木高や篠田あたりを、
連戦の真ん中で1回挟んだ方が良かったのではと思ってしまいます。
明日の今井が好投してくれれば、その後悔も軽減されるのですが。
posted by コービー at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月21日

高まるタクローの存在感

広島5−4ヤクルト
サヨナラ勝ちで単独4位に。3位とは0.5ゲーム差。

二死一三塁、赤松が本塁後方に打ち上げて、
ファールフライでゲームセット、のはずが相川が落球。
仕切りなおしの打席で、内野安打を放ち、土壇場で同点。
勢いがついた打線は、フィリップスに安打が出てサヨナラ勝ち。
と、ここまでがニュースなどでも取り上げられている終盤の場面。

もちろん、タイムリーを打った2選手も素晴らしいのですが、
一番の殊勲は、回の先頭で出塁したタクローではないでしょうか。
イムに対して2球で追い込まれながらも、
そこからファールで粘り、10球目を見極めて四球で出塁。
これで球場の雰囲気も一気に盛り上がりました。

振り返れば、もともと試合は敗戦が濃厚だったわけです。
大竹が6回表に5失点で降板し、一転して2点を追う展開。
ヤクルトに五十嵐、イムが戻ってきたことを考えると厳しい状況でした。

しかし、直後の6回裏。
走者を一塁に置いて、代打でタクローが適時三塁打を放ち、すぐに1点差に詰め寄りました。
これがまた大きかった。
ちなみに、この打席もツーナッシングで追い込まれてから、
球を見極めて、6球目を打ち返しました。

先日の阪神戦では4安打と活躍しましたし、
2割をなんとか上回る程度だった打率も、気付けば2割5分。
四球を選ぶ力や守備力も加味すれば、今、ベンチに置いておくのは勿体無い気もします
小窪も好調であり、相手投手の左右で使い分けるのが現状ですが、
違う選択肢として、シーズン序盤のようにサードで起用する手もあるのではないでしょうか。

・計算ずくなら天晴れ

そもそもタクローの打席は、本来、8回裏二死に回ってきていました。
しかし、走者天谷が盗塁死したことで、9回に先延ばしに。

この盗塁は相手バッテリーに読まれ、ウエスト気味に外されて簡単に刺されてしまいました。
6回裏には同じ場面で1点を取っているだけに、少々痛い失敗だと思ったのですが、
今考えると、このアウトはサヨナラ勝ちの布石になったといえます。

もちろんセーフになれば良し、アウトになっても9回は石井から。
もし、それを計算してサインを出したならば、頭が下がります。
それはさすがに考えすぎか。

ただ、もう一つ、気になったことが。
7回の裏、先頭は投手の打順でしたので、廣瀬を代打を送りました。
しかし、この場面、相手投手は右の押本であり、ベンチには左の喜田がいる。
左右にこだわる指揮官ならば、喜田でもおかしくありませんでした。

結果的に喜田を温存したことが、9回の反撃につながりました。
普通ならば、守護神が出てくる前に追いつきたいと思うところですが、
真っ直ぐに強い喜田をイムとの対戦で使うつもりだったというなら、これも正解でしょう。

これらは結果オーライか、それとも。

・中4日には早めの継投を

大竹は中盤に崩れました。
マエケンにしてもそうでしたが、やはり慣れない中4日の影響はあるのでしょう。

マーティには、こういう試合こそ、恒例の100球交代を決断してほしかったように思います。
6回を任せる投手がいないのは事実ですが、
それでも同点止まりで食い止めるチャンスはあったわけです。

明日も明後日も、おそらく中4日で先発の投手が続きます。
サヨナラ勝ちなど、そうそうあるわけではないのですから。

・あらためて

あらためて9回の裏を振り返ると、
赤松の打席の相川だけでなく、タクローの打席でも、
福地がショートを気にする形でファールフライを取り損なっているんですよね。
先日の新井といい、運が向いています。
その後に結果を残す打者も偉いんのですが。

一死一三塁で、今日4安打の東出に打席が回ったとき、
なんとか同点にしてくれると思いましたが、三振。
予想と外れたとはいえ、真ん中の変化球を見逃すあたり、
ちょっと積極性が足りなかったでしょうか。

そして赤松。
最近好調の東出が失敗して、絶不調の赤松が同点打を放つとは。
昨日、男の子が生まれたということで、
彼が上向く良いきっかけを与えてくれたでしょうか。

あと、石原。
バント苦手なのに、よく決めました。
posted by コービー at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする